”覚悟”とは




「暗闇の荒野に進むべき道を切り開くことだッッ!」
そうです。そういうことです。
私の周りでは田口の話題ばかりです。
ほんとにね、今回の件は悲しみしかない。みんながただただ、悲しい。

正直なところ、赤西、田中脱退に関しては「しょうがないよね。」という気持ちがあったんだじゃないかな。私はあったよ。田中のときなんか「あぁ、これでやっとKAT-TUNは平和になれる」とさえ思った。

グループとして機能していくためのそれぞれの役割分担は重要。
精神的主柱
広告塔(ドラマ、バラエティetc)
頭脳派
縁の下の力持ち(実力派)
まとめ役
そして、メンバー愛と、絆。
自分は1人だけど独りではないと思うこと。嵐はとってもバランスが整っていて、見ていて安心感がある。一人一人がきちんと自分の立ち位置を見つけてる。グループ活動では5人が1番いいって言われているけど、その通りだね。すぐ嵐のこと褒めちゃう。モンペだから。なんせCの嵐から見てきたから。最近は東京で1人暮らしをしながら働く息子を思う田舎母親の気持ちだよ。我ながらめっちゃくちゃ的確。

彼らはアイドル。だけど、ジャニーズ事務所に所属する社会人。それが意味することは、自分のやりたいことだけやってはいられないってこと。きっと普通の会社なんかよりずっと自由はない。自由だけど、自由じゃない。カゴの中の蝶々を見つめてる。儚すぎる彼らの姿を、私たちはずっと見つめてる。触ったらきっと壊れてしまうから。みんなきっと理不尽な責任感を背負わされて、自分を殺して笑っていた日があるんだろうな。しょうがないんだ、これしかないんだって、自分の可能性を殺しながら。その生き方はあの年の少年達にはどんなに苦痛なんだろう。考えるとつらくなる。

こないだ進撃の巨人の実写版で
世界は残酷だ
って言ってたけれど。全力で「それな」って送りたい。てか進撃の巨人に関してはそこしか加点がない。あとは減点しかなかったね。まぁそれはいいとして。
とにかくこの世は残酷で。
自分の好きなように生きられる人がいる一方で、いつも辛くて悲しく生きている人もいる。自分は自由なのに、他人の理由で意思を無視している人もいる。
それは誰が決めるのかではなく、いつも自分が切り開かなくちゃいけない。
世界平和、世界中の人が笑えるように、それはものすごい自分勝手な考えだと思う。だって、楽しい気持ちも愛の形も美しさも、一人一人違うから。常に自分の道を、自分で切り開くことが求められている。それぞれの幸せを追い求めて。そして、それを阻む残酷すぎる現実に負けるかどうかは、自分次第。ただ、人は1人だけど独りではない。それに気付くことが上手く生きる方法なんじゃないかなと私は最近思った。