大野智について思うこと。

嵐はさとしさんが好き。
あの飄々としている雰囲気の奥に潜む天才だけが持つ輝き。そして20年前のカレーでも1週間放置した綿あめも廃墟に捨てられた未開封の得体の知れない飲み物も飲む男気。彼はきっと懐がすごく深い人なんだろうなぁと心から尊敬しています。

でも、売れたのはさとしさんが1番遅かったと思う。舞台やったりしていたけど、メディア露出はさとしさんが1番少なかったし、認知も1番低かった。さとしさん単体でCMが放送されていたとき、感動したなぁ。Dの嵐あたりの世間的な嵐の認知度は松潤がほぼ引っ張ってたと思う。今でいうKAT-TUNとかに似てるんじゃないかな〜。亀梨が松潤かな。相葉ちゃんが志村どうぶつ園に抜擢されて、ニノが俳優として、翔くんが司会として方向性を見つけ出す中、さとしさんはアーティストととしての道を進んでた。でもさとしさんはいい意味でマイペースに進んでた。それから、だんだんとメンバー個人の認知度が上がっていって、嵐というグループが松潤だけではなく5人で1つのグループという認知が世間的に広がっていったのが、だいたいLOVE SO SWEETあたりなんじゃないかなぁ。ここでもやはり人気を集めてくれる松潤はやはりカリスマだなぁと思います。

嵐ってさー、松潤と、ニノと、相葉ちゃんと翔くんと…大野智って??という風に、目に止まるようになって。それからドラマ主演、バラエティでの言動が広まっていく中で、さとしさんの魅力が世間に広まっていったイメージがすごく強いです。

この書き方だと、みんなの人気に乗っかった的な捉え方になってしまうかもしれないですが、そんなことはなくて、全て大野智が陰ながら努力した結果だと思います。その後押しとして波に乗っかったという。

元々歌もダンスも嵐で1番だった。さとしさんのソロ曲なんて、思わず拝みたくなりますよ。あ〜〜尊いな〜〜つって。嵐のソロ曲ってすごく素晴らしいんですよ。個人のキャラクターを反映してて。そのこともまた記事にしてみようかな。

そして、今。間違いなくトップになった嵐。彼らをテレビで見ない日はまず間違いなくない。氷河期なんて、CMですら録画してました。それだけメディア露出が貴重だった。でも、正直今とっても寂しいです。古株と呼ばれるファン層の方々は寂しい思いしてる人も多いと思います。なんだかね、すごく寂しいんですよ。彼らがトップになるのを誰よりも望んでいたはずなんだけどね。でも、これからもトップで走り続けて欲しい。パイプ椅子に座りながら手作りのすごろくをビールケースの上でしていた彼らが、あんなに立派なソファに座りながら豪華ゲストと話している姿は、寂しくもあり、なんだか誇らしいです。

ほんとにお前一体なんなんだ?ってかんじですけど、台風の日には台風ジェネレーションを聞きながら会社に通う、ただのオタクです。